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2021年3月31日

パーソルキャリアのハイクラス転職サービス「iX(アイエックス)転職」が
1,000万円プレイヤーの「ワーケーション」に関する意識を調査
1,000万円プレイヤーの約半数が、ワーケーションを行いたい
その理由は、「リラックスして仕事がしたい」から

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営するハイクラス転職サービス「iX転職」<https://ix-tenshoku.jp/>は、年収1,000万円以上のハイクラス人材(以下、1,000万円プレイヤー)と年収300万円~600万円未満のビジネスパーソン(以下、平均年収層)を対象に、「確定申告」に関する調査を実施し、結果をまとめましたので報告いたします。

*「ワーケーション」とは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、観光地などでリモートワークを活用し、働きながら休暇を取る過ごし方のこと。

【調査結果】

  1. 「ワーケーション」の認知度は年収に関係なく、9割以上
    理解度は、平均年収層より1,000万円プレイヤーの方がやや高い傾向

  2. 年収に関係なく、5割弱がワーケーションを「行いたい」

  3. 1,000万円プレイヤーは、ワーケーションで「ワーク(仕事)」に比重を置いている
■ iX事業責任者 土本 剛嗣(つちもと たけし)からの総括コメント

「ワーケーション」という言葉自体は広く知られるようになったようですが、その意味や内容といった「理解度」に関しては、1,000万円プレイヤーが5割弱、平均年収層は3割強と、まだ浸透するには至っていないようです。
また、1,000万円プレイヤーがワーケーションを行いたい理由として、「リラックスして仕事をしたい」といった回答が見受けられたことから、「バケーション(休暇)」よりも「ワーク(仕事)」により重点を置いているようです。1,000万円プレイヤーは責任を伴う立場にいることも多く、大きなプレッシャーや緊張感を感じることもあるため、ワーケーションによって、そんな張り詰めた状態を少しでも緩和したい気持ちが表れているのでしょう。また、リゾート地などの非日常の環境に身を置くと、新しいアイデアが浮かんだり、集中力が高まったりすることもあると言われており、高いパフォーマンスを求められる1,000万円プレイヤーが積極的にワーケーションを行う日も近いかもしれません。

1. 「ワーケーション」の認知度は年収に関係なく、9割以上
理解度は、平均年収層より1,000万円プレイヤーの方がやや高い傾向

まずは、1,000万円プレイヤーと平均年収層それぞれに、ワーケーションの認知度・理解度について尋ねました。その結果、1,000万円プレイヤーは、6.5%が「名前も聞いたことがない(知らない)」と回答しましたが、93.5%は認知していることがわかりました(「行ったことがある」、「行ったことはないが、どのようなものか知っている」、「行ったことはないが、名前は聞いたことがある」と回答)。平均年収層も認知していないのは9.5%で、残りの90.5%は認知しており、年収に関係なく9割以上が認知しているという結果になりました。
さらに、ワーケーションという言葉を聞いたことがあるだけでなく、意味を理解している人の割合には差があり、1,000万円プレイヤーが49.0%、平均年収層が32.0%という結果になりました(「行ったことがある」、「行ったことはないが、どのようなものか知っている」の合計)。

【グラフ①】「ワーケーション」とは「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、観光地などでリモートワークを活用し、働きながら休暇を取る過ごし方です。「ワーケーション」について、該当するものをお選びください。
(全体N=400、1,000万円プレイヤーn=200、 平均年収層n=200、それぞれ単回答)

2.年収に関係なく、5割弱がワーケーションを「行いたい」
1,000万円プレイヤーの2位は「寄附金控除」、3位は「給与以外の副収入」があるため

続いて、ワーケーションについて「行ったことがある」、「行ったことはないが、どのようなものか知っている」、「行 ったことはないが、名前は聞いたことがある」と回答した人に、ワーケーションを行いたいかを聞きました。その結果、「行いたいと思う」、「どちらかと言えば行いたいと思う」の回答を合計すると、1,000万円プレイヤーは46.5%、平均年収層は45.3%となり、年収に関係なく5割弱がワーケーションを行いたいと思っていることが分かりました。

【グラフ②】ワーケーションを行いたいと思いますか?
(全体N=368、1,000万円プレイヤーn=187、 平均年収層n=181、それぞれ単回答)

3.1,000万円プレイヤーは、ワーケーションで「ワーク(仕事)」に比重を置いている

さらに、ワーケーションを「行いたいと思う」、「どちらかと言えば行いたいと思う」と回答した人に、休暇ではなく、ワーケーションを行いたい理由を聞きました。1,000万円プレイヤーは「リラックスして仕事をしたいから」や「休暇を取っても仕事のことが気になるから」など、ワーク(仕事)に関する回答が目立ちました。一方、平均年収層は「気分転換」や「長期滞在ができるから」など、バケーション(休暇)を中心とした回答が見られました。

【図①】休暇ではなく、ワーケーションを行いたい理由があれば教えてください。
(全体N=95、1,000万円プレイヤーn=50、 平均年収層n=45、それぞれ自由回答)

<調査概要>
・調査期間:2021年1月
・対象 :一都三県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)に住む
  会社勤めの男女(フリーランスは除く)計400名
  ①20代~50代で、年収1,000万円以上:200名
  ②20代~30代で、年収300万円以上~600万円未満:200名
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

iX統括編集長 土本 剛嗣プロフィール

大学卒業後、大手コンサルティングファームで戦略策定やM&A支援、大手通信会社・金融ミドルベンチャーなどで新規事業や新規サービスの立ち上げを経験。2018年パーソルキャリア株式会社入社。転職サービス「doda」、「doda Recruiters」などの企画を経て、2020年4月より、現職に就任。


「iX(アイエックス)」とは< https://ix-portal.jp/

「iX」は、キャリアを戦略的に築くことを目指す人のパートナーとして、さまざまな「情報」と「選択」を提供するサービスです。近年、一つの企業でキャリアを積むだけでなく、転職や副業(複業)、独立、起業など、多様な働き方が存在します。「iX」では、希少性の高い求人を取り扱うヘッドハンターと出会えるハイクラス転職サービス「iX転職」< https://ix-tenshoku.jp/ >をはじめ、これからの働き方を考えるメディア&コミュニティ「iXキャリアコンパス」< https://ix-careercompass.jp/ >などを通じて、ハイクラス人材にキャリアの選択肢を提案します。

パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/

パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

本件に関するお問い合わせ

パーソルキャリア株式会社 広報部

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